KSプロジェクトでSDGｓゼミ～人と自然の共存を考えよう！～を毎週火曜日の放課後におこなっています。参加生徒は中2～高2の14名です。2015年に国連が「持続可能な開発目標」（SDGs：Sustainable Development Goals）を定めました。持続可能な社会に向けて、貧困や差別、環境問題など様々な課題の解決を目指す目標が盛り込まれています。まずは、これらの目標について知るべく、生徒達に17個の目標を割り振り、それぞれの目標の内容について各自で調べてレジュメを作り、プレゼンをしています。

5月9日には、「目標9:産業と技術革新の基盤を作ろう」「目標10：人や国の不平等をなくそう」「目標11:住み続けられる街づくりを」「目標１２：つくる責任、つかう責任」「目標13:気候変動に具体的な対策を」「目標14：海の豊かさを守ろう」について発表をしてもらいました。発表の中で生徒から出てきた「文化相対主義はどこまで認められるのか？」について発表の後にディスカッションをしました。世界が抱える課題について、みんなでディスカッションをすることを通して、新たな知見を得られているようです。

5月下旬には生徒がファシリテーターとなり、教育協力NGOネットワーク（JNNE）が主催で行っている「世界一大きな授業」を海城で行う予定です。生徒達の尖った興味がどのように伸びていくのか楽しみです。

自分が調べてきた目標について発表する様子